BEでも作れるというより先にBEで作ってJavaでも動くようにした感じです。
オブザーバー〔観察者〕を使った全自動スイカボチャ製造機を紹介します。粘着ピストンなしで作れまする。
スイカやカボチャが生長した瞬間にピストンが作動して収獲します。同時にホッパーつきトロッコが発車、回収して収納したらそのまま停車してくれるお利口さんな機構も取り付けました。
全自動カボチャ製造機
今回作る装置の模型です。カボチャ3個分。これにあと12個足して計15個並びます。
1段目→チェストとホッパー、トロッコ運搬レールを敷設する土台。
2段目→レールとトロッコ跳ね返しブロック。
3段目→カボチャを植えて生長させる土。生長を早くするための水(なくても育つけどあったほうがかなり早い)。
4段目→カボチャとそれを押し出すピストン。ピストンの背面には動力を伝えるレッドストーンパウダーを載せたブロック。
5段目→カボチャが生育したのを感知して信号を発するオブザーバー〔観察者〕。オブザーバーとピストンが無限ループするのを防ぐ機構。
6段目→オブザーバーに載せるレッドストーンパウダー。一番左上のブロックは15マスに延長するための小細工です。パウダーは載せません。
それでは1段目から作っていきましょう。
チェストとそれに向かってホッパーを繋げます。このホッパーの2マス上に土ブロックの端が乗ります。このあと右に必要なスペースは1マスだけです(←BE。Java版は3マス伸びます)
2段目。パワードレール〔加速レール〕&普通のレールと反発させるブロックを設置します。
レールの内訳はパワードレール3本、普通のレール12本。両サイドの反発させるブロックにパワードレールをつけます。3本目は右側(出発側)のパワードレールから1マス空けて(普通のレールを置いて)に敷きます。ホッパー上のパワードレールはまだOFFでOK。カボチャができたときの信号を利用して発車させます。
3段目に土を置きます。種(茎)とカボチャが生るところの2列。
水を両サイドから5マス目に設置して、手前の土を耕しスイカやカボチャの種を植えます。水はなくとも植えれるし育つのですが、あったほうが早く生長してくれます。
4段目。水の上のラインにピストン15個を並べます。先にピストンを設置するためのブロックを置いておくと楽です。そのブロックの上にはレッドストーンパウダーを敷き詰めます。
5段目+6段目。オブザーバーとその上にレッドストーンパウダーを設置。左端だけブロックにします。
模型と全体図どちらが分かりやすいか悩むこと小一時間ほど。…ごめんなさい少し盛りました。
出発側へ回ってループ阻止装置を取り付けます。(BE専用版から)
オブザーバーの横にブロックを設置し
15人目の選手レッドストーンパウダーを1個付け足します。
次にピストンフィフティーンの横にブロックを設置しその上にレッドストーンリピーター〔反復装置〕を置きます。
その隣にピストンを上向きに設置。コンクリートパウダーという名の砂を支えます。意識高いクラフターは砂の色にまで配慮できるのです。
オブザーバーから発信された信号をリピーターがコンクリートパウダーへと伝え、ピストンフィフティーン裏の羊毛+レッドストーンパウダーへ一瞬送る。
ピストンが砂を押し上げて信号をしばらく遮断してくれるおかげで、オブとピスの無限ループを阻止できます。
ここだけJava用の措置が必要になります。Java版は信号が短すぎてピストンフィフティーンが飛び出せません。そこでリピーターロックを言われる機構を活用。
砂にはご退場いただいてリピーターを図のように2つ追加します。横やりを入れてブロックする形です。クリック0回の1遅延とクリック1回の2遅延、合わせて3遅延の信号でロックします。
この形はBEでも動作します。しかしながら砂のほうが省スペースなので使っていきましょう。
ここぞとばかりに強がっておきます。BEより優れたJavaなどそんざ(ry どう考えてもJavaが兄貴
それではカボチャが収獲されたら発車するホッパー付きトロッコを作ります。走らせっぱなしのトロッコはスマートではないし、いつの間にか消えたり止まってたりします。自動発車は機能的にも優れているのです。
(以下「その」を乱用)
画像左上にあるオブザーバー終点にくっついてるブロックの下にピストンを下向きに設置。続いて伸びたピストンを観察できる方向へ顔を向けてオブザーバーを設置。そのオブザーバーが尻から出した信号を受け取るブロックを置きます。その信号を受け取るためい2マス下にブロックを置きレッドストーンパウダーを載せます。そのブロックにレッドストーントーチを挿してその上にブロックを設置。そのブロックの左下にブロックを置いてレッドストーンパウダーを載せると完成です。出発点にある作業台を通じてパワードレールに到達します。
ちょっと呪文を唱えてしまったので画像の通りにお願いします。
「あ…そうそう、忘れてました」カボチャやスイカの農作物は明るさレベル9以上あると夜でもうまいこと生長してくれます。松明やジャック・オ・ランタンなどの光源を適当に設置しといてください。
「あ~最後にもうひとつだけ」
押し出されたカボチャが飛び出してしまうので、前とサイドを囲ってください。高さは1マスでも粗方止められたと思います。
このあと4段上までアイテムを輸送するシステムを作ってたけどまた機会にしましょうかね…。未熟さゆえに時間かかりすぎて少々疲れました。お気づきの点などございましたらコメントいただけると幸いです。精進します。
こんにちは。
シンプルかつ丁寧な説明で、無事に出来上がりました、ありがとうございます。
(java版です)
信号の流れの図があったのが、良かったです。しくみがよく理解できました。
オブザーバーのおかげで、粘着ピストン要らずで出来るようになっているんですね。スライムボール集めに必死にならずに済むのは、とてもありがたいです。
いつも参考にさせていただいています。
カボチャなのにニンジンな外観も頂きました。
そこだけ材料集めが大変でした。
今後とも更新を心待ちにしております。
何か画像を間違えたのかと胸に手を当てて考えてしまいました。
カボチャだからオレンジ色なだけでニンジンに見えるだなんてご冗談を(笑)…ほんまや!
見返してみると結構かわいいですね(自画自賛)
今度とも、よろしく。